テンプレートファイルの改変をせずにWordPressの本文欄の下に任意の要素を挿入する

このレッスンの前に

このレッスンは以下のレッスンを理解している事を前提としています。

このレッスンは全てのWordPressテーマで有効です。

カスタムフィールドの情報や、任意のPHPで書いたプログラムの内容を本文の下に表示したい場合、一般的にはテーマファイルの中の <?php the_content();?> の下に表示したい要素の関するプログラムを追加するカスタマイズをします。

しかし、ファイルを子テーマ化してしまうとテーマのアップデートに追従しなくなったり、テーマを変更した際に別途同じような作業が必要になったりするのであまり都合が良くありません。

そこで、本文欄の下に要素を追加する場合は下記のようにする事ができます。

 /**
  * 投稿詳細ページでフィルターフックを使って本文末尾に独自の情報を追加
  *
  * @param string $content : 本文の内容.
  * @return string $content : 本文の内容.
  */
function my_add_entry_content( $content ) {
	// 表示を改変する投稿タイプの条件分岐.
	if ( get_post_type() === 'post' ) {
		// 本文の内容の最後に要素を追加.
		$content .= '<div>カスタムフィールドなどの情報</div>';
	}
	// 本文の内容を返す.
	return $content;
}
add_filter(
	'the_content',
	'my_add_entry_content',
	8 // 表示する優先順位.
);

表示されない要素があります

あくまでWordPress本文欄の内容として許可されている内容でエスケープされた上で表示されます。

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