このレッスンは以下のレッスンを理解している事を前提としています。
Lightning のヘッダーの下のページヘッダー部分の表示要素はフィルターフック lightning_page_header_title_html
で改変する事ができます。
例えば以下のように書けば全てのページヘッダーが書き換わります。
function my_lightning_page_header_title_html_custom( $page_header_title_html ) {
return 'ページヘッダー';
}
add_filter( 'lightning_page_header_title_html', 'my_lightning_page_header_title_html_custom', 11 );
例えばカスタム投稿タイプ「イベント(event)」を作成し、カスタム分類「イベントカテゴリー(event-cat)」を作ってあるサイトがあるとします。
その詳細ページのページヘッダーでは、Lightning 標準では投稿タイプ名「イベント」が表示されますが、イベントカテゴリー名を表示したい場合は以下のようになります。
function my_lightning_page_header_title_html_custom( $page_header_title_html ) {
// 改変する場合の条件を指定.
if ( 'event' === get_post_type() && is_single() ) {
$post_type_name = get_post_type_object( 'event' )->labels->name;
// カスタム分類 "event-cat" の情報を取得する
$event_cats = get_the_terms( get_the_ID(), 'event-cat' );
// イベントの詳細ページに "event-cat" が設定されているか確認する
if ( $event_cats && ! is_wp_error( $event_cats ) ) {
$event_cat_names = array();
// "event-cat" の各タームの名前を取得する
foreach ( $event_cats as $event_cat ) {
$event_cat_names[] = $event_cat->name;
}
}
// 表示内容
$page_header_title_html = '';
$page_header_title_html .= '<div class="header-sub-test">' . $post_type_name . '</div>';
$page_header_title_html .= '<div class="page-header-title">' . $event_cat_names[0] . '</div>';
}
return $page_header_title_html;
}
add_filter( 'lightning_page_header_title_html', 'my_lightning_page_header_title_html_custom', 11 );
ここでは add_filter() の 第三引数に 11 を指定しています。これは実行順を意味します。
Lightning G3 Pro Unit では同様のフィルターで改変しているため、10 で指定すると、G3 Pro Unit の改変の方が後で実行されて効かない事がありえます。
そのため、後で実行するように 11 に指定しています。
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